京都府・福知山市では、8年来中心市街地活性化に取組んでおり、当社はタウンマネージャーとして、また各種プロジェクト担当として務めているところです。
 
その一環として、この度市からの委託を受け、まちなかの回遊性を図ることを目的とした案内板の企画・制作・設置を行いました。
設置個所は中心市街地エリア内７か所（サイズは３パターン）となっています。
各案内板の裏面には、市の花であり、福知山城下町を築き、善政データの功績も残した明智光秀の家紋でもある「桔梗」が施されています。
 
当事業は「街なみ境整備事業」の補助制度活用により、中心市街地の玄関となる福知山駅～福知山城～お城通り～広小路通り～御霊神社などで、「来訪者を街なかへ誘導案内し、歴史的資源をはじめとしたまちの見どころを案内板などに盛り込み、安全かつ快適な歩行者の誘導を行う」ことを目的にしたものです。
 
単なる案内板ではなく、観光客などが目的地に迷うことなく快適にたどり着け、思わず寄り道や長居したくなるような、また福知山ならではの建物や通りなどのまちなみ景観にも合うような内容・デザインについて検討を重ねてました。
 
【サイン整備の工程・手順】
１．サイン設置範囲の設定
　・歩行者系観光案内を検討するエリア・範囲の明確化。
２．観光資源抽出整理
　・エリア内の各種観光・文化・歴史資源の位置及び特徴を整理。（駐車場、トイレ、銀行、歴史的建造物、博物館等）
　・主要施設、周遊促進施設を設定。
３．観光案内状況把握
　・観光客等の来訪者に対し、まちなか情報の発信媒体及び内容について整理し、案内体系について実態を把握。
４．案内経路・方針設定
　・観光資源位置、周遊特性などを踏まえ、効率的かつ効果的な案内経路・方針を設定。
５．配置・案内計画作成
　・設置個所及び案内内容、概略デザインを作成。
　・関係機関との設置協議を行い、仕様書及び設計書を作成。
６．詳細設計・施工
　・現地調査による設置位置選定
　・マップ・案内板のデザイン、レイアウト作成等
７．製作・設置
 
■設置場所

 
■駅北口公園内（地図番号１）

■市役所前（地図番号２）

■福知山城登り口（地図番号３）

■京町線（地図番号４）

■お城通り沿い（地図番号５）

■広小路通り・商工会議所前（地図番号６）

■御霊神社前・御霊公園内（地図番号７）