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2016.6.15

福知山市中心市街地活性化第2弾へ!フォーラム開催

カテゴリー:COMからのお知らせ, プロジェクトニュース

福知山市では、平成23年に中心市街地の活性化に向け、「ゆらのガーデン」を先導プロジェクトとして踏み出して以来、「広小路リニューアル」や「街なみ整備」、「市民交流プラザふくちやま」などのハード事業やイベントなどのソフト事業が市民協働で次々と取り組まれ、元気回復の流れが生まれつつあります。

 

今後は、福知山駅、福地山城、広小路通り、御霊神社をつなぐ回遊性の強化や、インバウンド観光の全く新しい動きへの対応を目指し、まちなかと市域一体的な活性化の可能性も検討され始めています。
そのような視点も加えて作成された第2期活性化基本計画が今年3月、国に認定されました。

 

これを機に、さらに民間の意欲ある新しいプロジェクトが立ち上がることを願ってフォーラムが開催され、当社代表の髙田昇はパネルディスカッションのコーディネーターとして出席させて頂きました。

 

商工会議所青年部の30~40代の若手経営者も多く参加され、とても活気のあるフォーラムとなりました。
地元の新聞に記事が掲載されたのでご紹介します。

 

 

福知山の協議会 1期の成果など話し合う

(両丹日日新聞2016年5月31日掲載)中心市街地活性化フォーラムの様子
今年3月15日に国から第2期の福知山市中心市街地活性化基本計画が認定されたのを受け、市中心市街地活性化協議会は5月26日、篠尾新町のサンプラザ万助で、計画の目標と概要の周知を図ることなどを目的とした認定記念フォーラムを催した。会場には若年層も含めて120人が訪れ、計画の概要説明などに聴き入った。
中心市街地活性化基本計画は「歴史と文化が育んだ豊かな暮らしと賑わい交流のまちづくり」を目指し、第1期は2011年3月から2016年3月まで取り組んだ。

第2期計画の目標は第1期に「城下町福知山の個性を現代的にアレンジし、新たな価値を創造する」のサブタイトルを付け加えた。

 

主要事業は以下の通りで、その概要が説明された。
1.未利用の文化財級の大きな歴史建築を活用し城下町の風情を生かす賑わいエリアの形成
2.駅正面通りの未利用の空間の活用、集客施設づくり
3.厚生会館の改修
4.インバウンド観光の拠点として町家活用ゲストハウス施設整備

 

このあと6人をパネラーに迎え、「活性化まちづくりのこれまでの成果と課題」をテーマに、パネルディスカッションをした。
ゆらのガーデンは水害を乗り越えてリニューアルした昨年5月から3月末までに延べ18万人強の人が来店したことなどを成果とし、客が望む定着イベントの企画、駐車場、芝生広場の活用方法などを課題に挙げた。このほか、活性化第2ステージに期待すること、行政の支援策の紹介、パネラーの実現したいことなどについて考えを出し合った。

 

一般参加者からは、町家を安易にゲストハウスとして利用するよりも、高齢者、若者向けの住居を考えてはどうかという意見が出されるなど、討論会は盛り上がった。

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